全身法vs 分割法|初心者に最適な筋トレプログラムとは?

2025/03/13 筋肉肥大・バルクアップ
全身法vs 分割法|初心者に最適な筋トレプログラムとは?全身法vs 分割法|初心者に最適な筋トレプログラムとは?

大阪のムキムキマッチョ養成ラボのRiseです。

 

今回のテーマは「全身法vs 分割法|初心者に最適な筋トレプログラムとは?」です。

 

筋トレを始める際、多くの初心者がまずぶつかる悩みが「フルボディトレーニング」と「スプリットルーティン」のどちらを選ぶかという問題です。

 

選ぶトレーニング方法によって、筋肉の成長速度やトレーニングの継続性が大きく異なるため、正しい知識を持つことが大切です。

 

この記事では、初心者に最適な筋トレ方法を選ぶために、それぞれの特徴やメリット・デメリットを具体的に解説し、科学的な研究データをもとに分かりやすくご紹介します。

1.フルボディトレーニングとは?

全身法トレーニングとは、1回のトレーニングで体全体の筋肉を鍛える方法です。

 

スクワット、ベンチプレス、デッドリフトなど、多くの筋肉を一度に使う複合種目(コンパウンド種目)を中心に行います。

 

初心者に特に人気がある理由は、週に2〜3回程度のトレーニング頻度でも筋肉の成長を実感しやすく、無理なく継続できるからです。

 

トレーニングの間隔は1~2日空けるのが一般的で、例えば月曜・水曜・金曜日のように、48時間~72時間の回復時間と効果的です。

 

実際に研究では、週3回全身法のトレーニングを実施した初心者が、最も効率よく筋肉量と筋力を増加させたことが示されています(Schoenfeld et al., 2015)。

2.スプリットルーティンとは?

分割法トレーニングは、体の各部位を別々の日に分割して鍛える方法です。

 

例えば、月曜日は胸、火曜日は背中、水曜日は脚といった具合に、日ごとにターゲットを絞ってトレーニングを行います。

 

この方法は、細かな筋肉を集中的に刺激できるため、ある程度トレーニング経験のある人や、特定の部位を集中的に鍛えたい人に適しています。

 

初心者が分割法を行う場合は、最低でも週4回の頻度が推奨され、適切な休息や回復期間を設ける必要があります(Ratamess et al., 2009)。

 

週4回以上トレーニングすることで、各筋肉を1週間に少なくとも1回以上刺激でき、筋タンパク合成の周期を効果的に維持できるため、筋肥大を効率的に促進できるのです。

3.初心者がフルボディを選ぶべき3つの理由

1. 筋タンパク合成が効果的に促進される

 

全身法トレーニングでは、一度のトレーニングで全身の筋肉を刺激します。

 

筋タンパク合成(筋肉が成長するプロセス)はトレーニング後48〜72時間続くため、全身を週2〜3回鍛えるフルボディトレーニングは効率的に筋肥大を促します。

 

2. 習慣化しやすく継続性が高い

 

初心者にとって、筋トレを続けることはとても重要です。

 

全身法トレーニングの頻度(週2〜3回)は無理がなく、生活リズムに組み込みやすいため、挫折せず継続することが容易になります。

 

3. 総合的な基礎体力の向上

 

全身法トレーニングでは、スクワットやデッドリフトなど、体の複数の筋肉を一度に動かす種目が中心となります。

 

これにより、全身の筋肉バランスが整い、日常生活での動きやスポーツパフォーマンスの向上にも効果的です。

 

初心者でも分割法を選ぶケースとは?

 

初心者であっても、週に4回以上トレーニングが可能で、特定の筋肉を早く発達させたい明確な目的がある場合には、分割法も良い選択肢です。

 

例えば、胸や腕の筋肉を早く発達させたい場合などは、分割法を取り入れることで集中的に鍛えることが可能です。

 

ただし初心者の回復能力はまだ低いため、過度な分割は避けて、週4日程度に抑えることを推奨します。

4.具体的なトレーニングプログラム例

全身法トレーニング例(週3回)

 

  • スクワット:3セット×8〜12回
  • ベンチプレス:3セット×8〜12回
  • デッドリフト:3セット×8回
  • ラットプルダウン:3セット×10〜12回
  • ショルダープレス:3セット×10〜12回

 

分割法トレーニング例(週4回)

 

  • 月曜日(胸・三頭筋):ベンチプレス、インクラインダンベルプレス、トライセップスエクステンション
  • 火曜日(背中・二頭筋):デッドリフト、ラットプルダウン、バーベルカール
  • 木曜日(脚):スクワット、レッグプレス、カーフレイズ
  • 金曜日(肩・腹筋):ショルダープレス、サイドレイズ、プランク

まとめ

初心者にとって、全身法トレーニングは筋肉の成長や継続性の面で非常に効果的な選択肢です。

 

しかし、自分の目的や生活スタイル、ジムに通える頻度によってはスプリットルーティンも選択肢になります。

 

何よりも大切なのは、自分が無理なく継続できるトレーニング方法を見つけ、長期的に続けていくことです。

 

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参考文献

  • Schoenfeld et al. (2015). Journal of Strength and Conditioning Research, 29(7), 1821-1829.
  • Ratamess et al. (2009). Medicine & Science in Sports & Exercise, 41(3), 687-708.
  •  Gentil et al. (2017). Sports Medicine, 47(5), 843-855.