筋トレの時間が取れない人へ|同じ日に同じ部位を分けて鍛えても効果はあるのか?
大阪のムキムキマッチョ養成ラボのRiseです。
今回のテーマは「筋トレの時間が取れない人へ|同じ日に同じ部位を分けて鍛えても効果はあるのか?」です。
忙しくてまとまった筋トレ時間が取れない。
そんな中でよく出てくる疑問が、
「昼と夕方に分けて、同じ部位を2回鍛えても意味があるのか?」
というものです。
例えば、
- 昼休みに脚を30分
- 仕事終わりに同じ脚を60分
あるいは、
- 昼に背中を軽く
- 夜に胸や腕と一緒に、また背中
こうした**“同日・同部位を時間分割して行う筋トレ”**は、
実際に効果があるのか。
本記事では、
- 肩トレなど一部位に限定せず
- 脚・背中・胸・腕など全身の部位に共通する考え方として
最新の研究データも踏まえながら、
分かりやすく解説していきます。
第1章:結論|同じ日・同じ部位を分けて鍛えても効果は「ある」
結論から言うと、
同じ日に、同じ部位を時間を分けて鍛えても筋トレ効果は十分にあります。
むしろ条件次第では、
- 1回で長時間まとめて行うよりも
- 筋肉への刺激の質が高まる
ケースも珍しくありません。
重要なのは、
- 同じ日かどうか
- 何回に分けたか
ではなく、
・1日の合計トレーニング量(セット数)
・後半のトレーニングの質が落ちていないか
この2点です。
海外の筋肥大研究でも、
トレーニング頻度そのものより、総ボリューム(合計負荷量)が重要
という見解が主流になっています。
「昼にやったから、夕方は無意味になる」
ということはありません。
時間が取れない現代人にとって、
“分けてでも続ける”こと自体が大きな価値になります。
第2章:なぜ同じ日に同じ部位を2回鍛えても意味があるのか
筋肉は1回の刺激で終わるわけではない
筋トレをすると、
筋肉はその場で成長するわけではありません。
- トレーニング刺激
- 回復
- 適応(成長)
この流れが、
数時間〜24時間以上かけて進行します。
つまり、
昼に脚を鍛えたからといって、
夕方に脚を使うと「昼の刺激が無駄になる」
ということはありません。
実際、
- 1回90分まとめて脚トレ
- 30分+60分に分けて脚トレ
この2つを比べた場合でも、
合計セット数と負荷が同じなら、筋肥大効果はほぼ同等
とする研究結果が多く報告されています。
長時間トレーニングの「質の低下」を防げる
同じ部位を1回で長時間鍛えると、
どうしても後半は、
- 重量が落ちる
- 可動域が狭くなる
- フォームが崩れる
- 集中力が切れる
といった問題が起こりやすくなります。
特に、
- 脚
- 背中
のような大筋群では顕著です。
時間を分けることで、
それぞれのセッションをフレッシュな状態で行えるため、
結果的に筋肉への刺激が安定しやすくなります。
第3章:全身の部位別に考える「同日・同部位分割トレ」の考え方
ここでは、
肩トレなどに限定せず、
全身の主要部位ごとに同日分割の考え方を見ていきます。
脚(下半身)の場合
脚トレは、
- 神経的な疲労
- 心肺への負担
が大きく、
1回でまとめると後半の質が落ちやすい部位です。
おすすめの分け方は、
- 昼:片脚種目・軽〜中負荷(フォーム重視)
- 夕方:スクワット系・レッグプレスなどメイン種目
このように役割を分けること。
同じ日に2回行うことで、
- 安全性
- 出力
- ボリューム確保
を両立しやすくなります。
背中の場合
背中は、
- 種目数が多い
- 高重量になりやすい
ため、集中力が重要な部位です。
昼に軽く引く動作を入れておくことで、
- 筋肉の感覚が入りやすくなる
- 夕方のメインセットで狙いが定まりやすい
といったメリットがあります。
長時間まとめて行うより、
分割した方が「効かせやすい」
と感じる人も多い部位です。
胸・腕・肩など上半身の場合
比較的回復が早く、
分割トレーニングとの相性が良い部位です。
- 昼:ボリュームの一部を消化
- 夕方:高重量・メインセット
とすることで、
1日の合計セット数を無理なく増やす
ことができます。
特に忙しい社会人には、
現実的で継続しやすい方法です。
第4章:同じ日・同じ部位を分けるときの基本ルール
ルール① 昼は追い込みすぎない
同日分割で最も多い失敗が、
「昼も夕方も全力でやってしまう」
ことです。
昼の段階で限界まで追い込むと、
- 夕方の重量が落ちる
- 関節や腱への負担が増える
といったリスクが高まります。
昼は、
限界の2〜3回手前を目安に止めるのが基本です。
ルール② 昼と夕方で役割を変える
同じ部位でも、
- 昼:フォーム・感覚重視
- 夕方:負荷・ボリューム重視
というように、
目的を分けることが重要です。
単に同じ内容を2回やるだけでは、
効率が下がりやすくなります。
ルール③ 合計セット数は減らさない
分割したことで、
- 各回が中途半端
- 結果的にボリューム不足
になるのは本末転倒です。
1日トータルで、通常と同じセット数
を基準に考えましょう。
第5章:こんな人には「同日・同部位分割トレ」が向いている
☑️忙しくて連続した筋トレ時間が取れない人
☑️長時間トレーニングすると後半に集中力が切れる人
☑️脚や背中など疲労が大きい部位を丁寧に鍛えたい人
☑️中級者以上でトレーニングボリュームを増やしたい人
これらの人に共通するのは、「1回で完璧にやろうとすると、質や継続性が下がりやすい」という点です。
同日・同部位分割トレは、
-
1セッションあたりの集中力を保ちやすい
-
フォームや可動域を意識しやすい
-
疲労が局所に溜まりすぎるのを防げる
といったメリットがあり、結果として筋肥大・筋力向上に必要な有効刺激を安定して積み重ねやすくなります。
特に、脚や背中など神経的負担が大きい部位では、1回で詰め込むよりも分割した方が、
-
出力の低下
-
ケガのリスク
を抑えやすいことが実感できるはずです。
逆に、
-
睡眠不足が続いている
-
食事量や回復が追いついていない
-
毎回限界まで追い込んでしまう
といった場合は、同日分割が「オーバーワーク」に傾きやすくなるため、 セット数や強度を抑える判断も必要です。
体調や回復具合を見ながら調整できる人ほど、 同日・同部位分割トレの恩恵を最大限に受けられます。
まとめ|分けたかどうかより「どう分けたか」
・同じ日に同じ部位を時間を分けて鍛えても、筋トレ効果は落ちない
・合計ボリュームと質が保てていれば、むしろプラスになることもある
・大切なのは、分けたことではなく分け方と内容
「時間がないからできない」ではなく、
「時間を分けてでも続ける」
その積み重ねが、
体を確実に変えていきます。
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参考文献
- Schoenfeld BJ et al. Effects of Resistance Training Frequency on Muscle Hypertrophy. Sports Medicine, 2016
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27102172/ - Grgic J et al. Resistance Training Frequency and Muscle Hypertrophy. Sports Medicine, 2018
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29435881/ - Damas F et al. Muscle protein synthesis response to resistance exercise. Journal of Physiology, 2015
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25609435/
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