チートデイはいつやるべき?ダイエット効果を最大化するカロリー管理と実践法
大阪のムキムキマッチョ養成ラボのRiseです。
今回のテーマは「チートデイはいつやるべき?ダイエット効果を最大化するカロリー管理と実践法」です。
ダイエットを頑張っていると、「停滞期」に悩まされることはありませんか? 食事制限を続けているのに体重が落ちなくなったり、モチベーションが下がったりすることも。
ダイエットやボディメイクに関しては「チートデイ」は重要な戦略のひとつです。
ただし、単純に「好きなものを食べる日」と注目されがちで、正しく管理しないと体脂肪が増えるリスクもあります。
チートデイを正しく実践しないと「太るだけの日」になってしまう可能性も。 そこで今回は、科学的な根拠に基づいた「正しいチートデイのやり方」について解説します!
1. チートデイとは?その目的と科学的根拠
1-1. チートデイの定義
チートデイとは、ダイエット中に一時的に食事制限を緩める日のこと。 「好きなものを食べてOK!」という日ですが、単なる「暴飲暴食」とは違います。
目的は、ホルモンバランスを整え、代謝を上げること。 特に、レプチンや甲状腺ホルモンに影響を与え、停滞期を打破するのが狙いです。
また、精神的にも「ダイエットのご褒美」となり、ストレスを軽減する効果もあります。
1-2. 科学的根拠:ホルモンの影響
① レプチン(Leptin)の増加
レプチンは「満腹ホルモン」とも呼ばれ、脂肪細胞から分泌されます。
・食欲を抑える ・代謝を促進する
このホルモンは、カロリー制限が続くと分泌量が低下し、代謝が落ちることが研究で明らかになっています(Friedman, 1998)。
→ チートデイで一時的にカロリーを増やすことで、レプチンの分泌を回復させることができる!
② 甲状腺ホルモン(T3, T4)の活性化
ダイエット中、カロリー不足が続くと甲状腺ホルモンの分泌が減少し、基礎代謝が下がることも。
・エネルギー消費が減る ・体脂肪が燃えにくくなる
チートデイでエネルギー摂取量を増やすことで、甲状腺ホルモンの分泌を回復し、代謝を上げることができます(Müller, 2010)。
2. チートデイの適切なタイミング
2-1. 体脂肪率別の実施頻度
チートデイは、体脂肪率によって適切な頻度が異なります。
体脂肪率 |
チートデイの頻度 |
30%以上 |
2~4週間に1回 |
20~30% |
10~14日に1回 |
15~20% |
7~10日に1回 |
10~15% |
4~7日に1回 |
10%未満 |
3~5日に1回 |
2-2. 停滞期のサイン
以下のような状態が続いたら、チートデイを実施するサインかもしれません。
✔ 体重が1~2週間変動しない
→ ダイエットを続けているのに、体重が減らなくなったら停滞期の可能性大。
✔ 食欲が異常に増加
→ 常に空腹を感じる、食事をしてもすぐにお腹が空くなど、レプチンの低下が原因かも。
✔ トレーニングパフォーマンスの低下
→ 筋力が落ちたり、持久力が低下したりするのは、エネルギー不足のサイン。
✔ 睡眠の質が悪化
→ 眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めやすくなるのは、ホルモンバランスの乱れが影響。
✔ 疲れやすくなる
→ 以前よりも疲れが抜けにくくなったり、日常生活でもだるさを感じることが増えたら要注意。
このようなサインが見られたら、適切なタイミングでチートデイを取り入れて、体の調整を行いましょう。
3. チートデイの摂取カロリーと食事内容
3-1. 適切な摂取カロリー
チートデイでは、基礎代謝(BMR)の1.5~2倍のカロリーを摂取するのが理想です。
基礎代謝の計算式(Mifflin-St Jeor式)
- 男性:BMR = 10 × 体重(kg) + 6.25 × 身長(cm) - 5 × 年齢 + 5
- 女性:BMR = 10 × 体重(kg) + 6.25 × 身長(cm) - 5 × 年齢 - 161
例:30歳・身長175cm・体重70kgの男性の場合
BMR = 1,675 kcal
→ チートデイでは 2,500~3,350 kcal が目安
3-2. 推奨される食事内容
チートデイでは、バランスの取れた食事を意識することが大切。
栄養素 |
割合 |
例 |
炭水化物 |
50~60% |
ご飯、パスタ、パン、フルーツ |
タンパク質 |
15~25% |
鶏肉、卵、魚、大豆製品 |
脂質 |
20~30% |
ナッツ、チーズ、オリーブオイル |
4. チートデイの成功のポイント
4-1. 「チートミール」も選択肢
全日チートデイを行うのではなく、「チートミール(1食だけたくさんに食べる)」という方法も有効です。 特に体脂肪率が高い人は、1食のみにすることで十分な脂肪増加を抑えられます。
4-2. 食べ過ぎない工夫
チートデイだからといって、無計画に暴飲暴食すると体脂肪が増えるリスクも。
☑️食事を楽しむが、腹八分目を意識する。
☑️加工食品やジャンクフードの摂りすぎを避ける。
☑️高GI食品を取りすぎず、バランスの良い食事を意識する。
4-3. 翌日はリカバリーを意識
チートデイの翌日は、体をリセットするための工夫も重要。
☑️通常の食事に戻し、過度なカロリー摂取を控える。
☑️軽めの有酸素運動を取り入れ、消費を促す。
☑️水分をしっかり摂り、体内の巡りを良くする。
これらを意識することで、チートデイの効果を最大限に引き出せます。
まとめ
チートデイは代謝の停滞を防ぎ、ホルモンバランスを整える
体脂肪率によって適切な頻度を決める
BMRの1.5~2倍のカロリーを目安に摂取
炭水化物中心のバランスの良い食事を意識
食べ過ぎを避け、翌日は運動や食事管理で調整
正しくチートデイを活用すれば、停滞期を抜け出し、ダイエットを成功させることができます!
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参考文献
- Friedman, J. M., & Halaas, J. L. (1998). Leptin and the regulation of body weight. New England Journal of Medicine, 341(12), 856-858.
- Müller, M. J., Bosy-Westphal, A., & Heymsfield, S. B. (2010). Mechanisms of metabolic adaptation to weight loss. Nature Reviews Endocrinology, 6(9), 529-541.
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