【大阪のシニア向けプライベートジムRise】サルコペニアってどんな病気?

2019/08/27 50代以上向けカラダ作り
サルコペニアってどんな病気?

大阪西区のシニア専門のプレイベートジム Riseライズです。

 

今回は「サルコペニアってどんな病気」というテーマです。

 

①サルコペニアってなに?

②サルコペニアになるとどうなるのか?

③中高年に増えているサルコペニア肥満

④サルコペニアの予防・改善のために

 

 

①サルコペニアってなに?

 

サルコペニアとはギリシャ語で、「肉」・「筋肉」を表す「サルコ」と「減少」・「消失」を意味する「ペニア」を組み合わせた「筋肉の減少」という意味の造語です。

 

サルコペニアは加齢によって、何もないところで頻繁につまずいたり、歩く速度がゆっくりになってきた場合に疑われる老化現象で、日常生活に影響を及ぼす「筋肉の減少」です。

 

高齢化が進んでいる日本では、サルコペニアは老後の健康を阻害する原因と言えます。65歳以上の人は4人に1人、80歳以上の人は2人に1人がサルコペニアになっています。

 

②サルコペニアになるとどうなるのか?

 

サルコペニアになると体を動きが悪くなり、動くことが億劫になり、活動量が減ります。活動量が減ることで食欲も減り、低栄養となります。

 

低栄養になることでさらにサルコペニアが進行し、日常生活を支える筋肉がどんどん失われていく悪循環に陥ります。

 

サルコペニアになっていても日常生活を送ることはできるので、自覚症状がないものです。健康と病気の間にいる状態で、虚弱と言われています。

 

この状態で病気や転倒してしまった時に、寝たきりになり、要介護状態になるケースが多いです。

 

そのようなことが起こる前にしっかりと筋肉トレーニングと食事改善を行うことで、筋肉を増やし、日常生活送る上で寝たきりのリスクを減らすことができます。

 

③中高年に増えているサルコペニア肥満

 

年齢を重ねるごとに筋肉が減るとともに脂肪がつきやすくなります。「サルコペニア肥満」は加齢による筋肉減少と体脂肪率が高い状態のことです。

 

サルコペニア肥満は見た目上は小太り程度に見えても、実はサルコペニア肥満になっていることがあります。

 

サルコペニア肥満になると糖尿病のリスクが19倍、女性は高血圧のリスクが2倍になります。

 

筋肉が少なく、脂肪が多い状態ですので、体を支えるだけで体に負担があり、転倒や骨折などがあると、寝たきりになるリスクがさらに上がります。

 

サルコペニア肥満は女性が多く、男性が少ない傾向にあります。また高齢者だけでなく、中高年にも起こります。

 

若い頃に食事制限だけでダイエットを繰り返ししていた人は、筋肉を減らしているので、サルコペニア肥満になりやすいです。

 

食事制限を繰り返して、ダイエットを行うことで、脂肪よりも筋肉が落ちていきますので、リバウンドを繰り返すことによって、さらに脂肪が多く、筋肉の少ない状態になります。

 

④サルコペニアの予防・改善のために

 

日常生活を送れているうちに、自分がサルコペニアになっていないか自覚し、予防・改善をしていきましょう。

 

まず、筋肉の減少を抑え、筋肉量を増加させていくために筋肉トレーニングをすることです。歳だからと言って、体を動かさないことで、サルコペニアになってしまいます。

 

筋肉は年齢に関係なく、増やすことができます。まずは簡単にできることから初めて、週に3回以上やるようにしていきましょう。

 

食事も重要で、筋肉の減少を防いで、筋肉量を増やすためには筋肉の元となる「たんぱく質」を摂取する必要があります。

 

高齢者の方は野菜は食べるが、肉や魚は食べないという方も多いですが、肉や魚、卵、大豆食品などからたんぱく質をしっかり食べて、栄養補給することが大事です。

 

しっかりと筋トレをしている人は、1日の摂取量は自分の体重1kgあたり、1.5g程度取れるとベストです。60kgの人は90g前後のたんぱく質を1日にとっていけるようにしていきましょう。

 

Rise(ライズ)では肉体改造のプロが、シニア向けに筋力トレーニングと食事の管理をサポートさせて頂いております。お気軽に無料カウンセリング・体験トレーニングのお問い合わせくださいませ。

 

シニア向けプライベートジム Riseライズ

阿波座駅1番出口徒歩5分・中之島駅1番出口徒歩10分・肥後橋駅7番出口徒歩10分・本町駅28番出口徒歩15分