そのやり方は危険かも…50代以降の間違ったダイエット法とは

2023/05/25 50代以上向けカラダ作り
そのやり方は危険かも…50代以降の間違ったダイエット法とは

大阪西区の50代以上向けパーソナルジムRiseです。

 

今回のテーマは「そのやり方は危険かも…50代以降の間違ったダイエット法とは」です。

 

50代以降で健康のために自己流でダイエットを行っている方、その方法は本当に安全でしょうか?

 

間違った方法で体重を減らそうとすると、ダイエットに失敗するだけでなく、健康を害するリスクも高まります。

 

「ダイエットは成功したけれど、健康を損なってしまった…。」

 

このような状況を避けるためにも、誤ったダイエット方法は避けなくてはなりません。

 

この記事では、50代以降の方がやってはいけないダイエット方法と、健康的に体重を減らす方法を紹介します。

 

記事を読むことで、危険なダイエット方法を避け、健康で理想的な身体を手に入れることができるでしょう。

⑴50代以降の間違ったダイエット法とは?

50代以降の方がやってはいけない間違ったダイエット法は、「偏った食事制限を行うダイエット」です。

 

年齢を重ねると、基礎代謝や免疫力、筋肉量、骨密度などが低下したり、血管や臓器に問題が現れたりと、身体の不調が増えていきます。

 

さらに、疾病のリスクが高まることが懸念されます。

 

偏った食事制限はこれらを加速させるため、特に50代以降の方は、適切なダイエット方法を行う必要があるのです。

 

以下では、やってはいけない偏った食事制限の「例」を紹介します。

 

↓↓「偏った食事制限の例」

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①過度な「カロリー」制限

②極端な「糖質」制限

③極端な「脂質」制限

④サプリメント依存のダイエット

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①過度な「カロリー」制限

 

過度なカロリー制限は、エネルギー不足を引き起こし、基礎代謝の低下や筋肉量の減少などを招きます。

 

その結果、思うように体重が減らず、サルコペニアの進行や骨粗しょう症の発症など、さまざまな疾病のリスクを高めてしまうのです。

 

また、栄養不足になるため、免疫力が低下し、感染症や疲労感が増すリスクも高まります。

 

※サルコペニア:加齢による筋肉量の減少および筋力の低下のこと。

 

②極端な「糖質」制限

 

極端な糖質制限は、エネルギー源が不足するため、体力や脳機能が低下する可能性があります。

 

その結果、日常生活に支障をきたし、ダイエットを継続することが難しくなることがあります。

 

また、"ケトジェニックダイエット"という糖質制限の方法は、糖質をほとんど摂取しない代わりに、脂質を大量に摂取します。

 

これにより、一部の研究では、動脈硬化のリスクを高める可能性があることが報告されています※。

 

※参考

山本 祐司 (2016)「ケトジェニックダイエットがヒトの健康に及ぼす影響について」 日本臨床栄養代謝学会誌 Vol.32 No.4, 2016-08-20, 日本臨床栄養代謝学会. アクセス日: 2023-04-25. URL: https://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=650

 

③極端な「脂質」制限

 

極端な脂質制限は、ホルモンや細胞膜の材料が不足したり、脂溶性ビタミンの吸収を妨げたりする可能性があります。

 

その結果、ホルモンバランスの乱れや免疫力の低下が発生することがあります。

 

また、脂質を制限する分、糖質を大量に摂取するため、血糖値が上がりやすくなり糖尿病のリスクが高まる可能性があります。

 

④サプリメント依存のダイエット

 

サプリメント依存のダイエットは、過剰摂取や栄養の偏りが起こる可能性があります。

 

過剰摂取は、肝機能障害(ビタミンAが過剰)、高カルシウム血症(ビタミンDが過剰)、鉄過剰症(鉄が過剰)などを引き起こすことがあります。

 

また、栄養の偏りは、貧血や骨粗しょう症、脂質異常症など、あらゆる疾病のリスクが高まります。

⑵健康的に痩せるダイエット法!

健康的なダイエット方法を実践するためには、「①適切なカロリー収支」と「②適切なPFCバランス」を心がけることが大切です。

 

✓体重70kg・体脂肪率25%の人

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①適切なカロリー収支

摂取カロリーを、1日の消費カロリーより200~300kcal程度少ないカロリーに設定しましょう。

→「約2,000kcal(消費カロリー)」- 「300kcal」=「1,700kcal(摂取カロリー)」

 

②適切なPFCバランス

PFCバランスを、タンパク質(P):13~20%、脂質(F):20~30%、炭水化物(C):50~65%に設定しましょう。

→ P(20%):85g、F(30%):56g、C(50%)212g

※「日本人の食事摂取基準」を参考

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以上の組み合わせを行うことで、健康的にダイエットを進めることができます。

まとめ

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①過度な「カロリー」制限

②極端な「糖質」制限

③極端な「脂質」制限

④サプリメントに依存したダイエット

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50代以降でこのようなダイエットを自己流で行っている人は、健康リスクが高まるため今すぐ中止すべきでしょう。

 

ダイエットを行い体重を落とすことも重要ですが、健康を守ることが最も大切です。

 

健康を最優先に考えながら、上記で紹介した、「適切なカロリー収支 + 適切なPFCバランス」を心がけたダイエットを行いましょう。

 

さらに、「適度な運動」を加えることで、より効率的にダイエットを行うことが可能です。

 

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そんな方は、パーソナルトレーニングがオススメです。

 

Rise(ライズ)では、シニアの方向けに筋トレのプロが筋力トレーニングと食事の管理をサポートさせて頂いております。お気軽に無料カウンセリング・体験トレーニングのお問い合わせくださいませ。

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