『加齢臭…大丈夫?』加齢にともなう臭いの原因と対策を徹底解説
大阪西区の50代以上向けパーソナルジムRiseです。
今回のテーマは「『加齢臭…大丈夫?』加齢にともなう臭いの原因と対策を徹底解説」です。
「気になる…あの特有の臭い、もしかして加齢臭かも…?」
そんな不安をお持ちのあなた、もう心配はいりません。
体から感じる不快な臭いは、加齢と密接に関わっていますが、実はそれを抑える方法が存在します。
本記事では、加齢臭を引き起こす習慣とその対策について詳しく解説します。
記事を読むことで、加齢臭の原因を理解し、自分に合った対策を見つける手助けとなるでしょう。
⑴加齢臭の主な原因とは?
加齢臭の主な原因は、体から放出される特定の化合物によるものです。
以下に、その原因について科学的な観点から詳しく説明します。
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・皮脂とその酸化:皮膚から分泌される皮脂が空気中の酸素と反応し、酸化皮脂を形成する。この酸化皮脂が特有の臭いを放つことが、加齢臭の主な原因とされている。
・ノネナールの増加:皮脂の酸化により"ノネナール"という化合物が生成される。これが加齢臭の特徴的な臭いを引き起こすと考えられている。特に、40歳を過ぎると皮膚の細胞が酸化しやすくなり、ノネナールが増える傾向にある。
・ホルモンの影響:加齢と共にホルモンバランスが崩れ、それが皮脂の分泌を活発化させ、加齢臭につながる。
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参考
Haze, S., Gozu, Y., Nakamura, S., Kohno, Y., Sawano, K., Ohta, H., & Yamazaki, K. (2001). 2-Nonenal newly found in human body odor tends to increase with aging. Journal of investigative dermatology, 116(4), 520-524.
⑵加齢臭を引き起こす「習慣」と「具体的アプローチ」
以下では、加齢臭を引き起こす生活や食事などの「習慣」と「具体的アプローチ」を紹介します。
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①運動不足
②不適切な食事
③睡眠不足
④不衛生
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1つずつ解説します。
①運動不足
→ 運動不足は新陳代謝(細胞の入れ替わり)を鈍らせ、老廃物の蓄積を引き起こす可能性がある。その結果、体臭や加齢臭の発生につながる。
✓具体的アプローチ
→ 週に3~5回、各セッションで20~60分の中強度~高強度の有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど)を取り入れることで新陳代謝が高まり、老廃物の排出が促進される。これは、週に2~3回の筋力トレーニングでも同じような効果が期待できる。
②不適切な食事
→ 高脂肪、高糖質、高タンパク質な食事は、体臭を増加させる可能性がある。これらの食物が体内で分解されるときに、特定の化合物が生成される。その結果、皮膚から化合物が排出され、加齢臭の一因となる。
✓具体的アプローチ
→ 1日に必要な総カロリーのうち、脂肪20~30%、糖質50~65%、タンパク質13~20%を目指す。また、食物繊維(1日20g)程度や発酵食品を摂取し、腸内環境を改善。さらに、1日2L以上の水分を摂取することで、新陳代謝を正常に保つことができ、加齢臭を予防できる。
※「日本人の食事摂取基準」を参考
③睡眠不足
→ 睡眠は、体内の新陳代謝や免疫機能、ホルモンバランスを維持するのに重要な役割を果たしている。また、睡眠不足はストレスの原因にもなる。これらは皮脂腺の活動を高め、皮脂の分泌を増やし、加齢臭の原因になる。
✓具体的アプローチ
→ 成人の場合、1日7~9時間の睡眠を確保することが推奨されている。睡眠の質を改善するためには、カフェインやアルコールの摂取を控える、定期的な運動、メラトニンなど睡眠を誘発する栄養素の摂取など、快適な睡眠環境の確保が有効。
④不衛生
→ 不適切な衛生習慣(定期的な入浴、洗濯を怠るなど)は、皮脂や汗が皮膚上に蓄積し、それが微生物の増殖を促す可能性がある。これらが皮脂や汗を分解することで、不快な臭いを発生させる。
✓具体的アプローチ
→ 1日に1回、適切なボディソープを用いて全身を洗うなど、身体を清潔に保つ。特に、汗をかく部位(脇の下、股間、足など)はこまめにボディシートで拭くのも効果的。汗や皮脂が付着した衣類は細菌を増殖させ、体臭や加齢臭の原因となるので、定期的に洗濯し清潔に保つ。
⑶50代以降の方に特化した具体的なアプローチ
以下では、加齢臭を改善するアプローチをさらに深掘りし、専門的な内容を紹介します。
・スキンケアの見直し
皮膚は加齢とともに乾燥しやすくなったり、機能が衰えたりして、汗や皮脂の分泌を増加させます。
これにより、加齢臭の原因になる細菌の増殖が促進され、体臭を引き起こす可能性が高まります。
日々のスキンケアで、保湿成分(ヒアルロン酸、グリセリン、セラミドなど)含有のボディローションやクリームを使用することで、皮膚の保湿を保ち、細菌の増殖を抑制することが可能です。
参考
Papakonstantinou, E., Roth, M., & Karakiulakis, G. (2012). Hyaluronic acid: A key molecule in skin aging. Dermato-endocrinology, 4(3), 253-258.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3583886/
・抗酸化物質の摂取
抗酸化物質を摂取することで、加齢臭の原因である皮脂の酸化を減少させることができます。
また、ノネナールの生成を促進する活性酸素を除去する効果も期待できます。
グレープフルーツやザクロなどの抗酸化物質(ポリフェノールやビタミンCなど)を多く含む食品を意識的に摂取すると良いでしょう。。
果物として摂取することが難しい場合は、100%ジュースでも抗酸化の効果が期待できます。
参考
Hyson, D. A. (2015). A review and critical analysis of the scientific literature related to 100% fruit juice and human health. Advances in nutrition, 6(1), 37-51.
まとめ
加齢による体の変化と不健康な生活習慣から、加齢臭は引き起こされます。
加齢臭を抑えるためのアプローチとしては、適度な運動とバランスの取れた食事、ストレスの管理、十分な睡眠、良好な衛生習慣などが挙げられます。
特に50代以上の方は、皮膚の変化に注意し、保湿成分を含むスキンケア製品を用いることも有効です。
しかし、これらの具体的なアプローチは、全ての人に対して確実に効果があるわけではありません。
実行する際には、自身の体調や健康状態を考慮し、医師や専門家の意見を求めることが重要です。
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